冬服とコロナ
わたしは多分、一生スカートははかず、ズボン、それもジーンズをはくと思う。
今あるスカートっけは、お葬式用の上着の付いた黒いワンピースと、足首まであるモヘアの薄いグリーンがかったブルーのタートルネックのほぼ長方形のワンピ。
このワンピを昨年の俳句の新年会に着て行ったら「わっ、まりさん、ワンピース!珍しい」と大騒ぎされた。でも、あまり印象的過ぎてその後、俳句関係には着て行きにくくなってしまった。
これまではジーンズを、上に着る物でカジュアルにしたり、ちょっと格をあげたりしていた。だから、セーター類もTシャツもジャケットも、けっこう高価なもの(わたしにしては、だけど)が多かった。
2年前に買ったノーカラーの紫がかった紺色のセーターはふわふわのラクーン(タヌキかな)の毛、100%ですごーくあったかくて、この冬も何度か着てる。
5万円くらいしたよ。
今までがんばって高めのを買ってきたお出かけ用のセーターやチュニック丈のウールのワンピがもったいなくて捨てられない。デザインが古くなってしまったのは分かってんだけど。
もう20年くらい前のカシミヤのグレーの半袖セーターと長袖カーディガンのアンサンブルはyoshie inabaので、流行りすたりがないから長く着られると思って、清水の舞台から飛び降りたんだ。でも、買って2,3回、着ただけだ。着られなくなったのは、着丈が短く感じられるようになったからだ。ちょうど洋服のパターンが変わる時期だったんだろう。もう、着られない。でも、値段、考えるともったいなくて捨てられない。
まあ、この1年ばかりはコロナで吟行も句会もほとんどなく、お出かけもしてない。
そんなこんなで、年末に近所のスーパーに入ってるRight On でセーターを2枚買った。バーゲンだったし2枚で5千円しなかった。デザインが新しいんだ。色もいい。アクリル製だけど。
バンバン、着て洗って、できる。1シーズンで捨てても惜しくないし。
相方はこれもRight Onで買ったLeeのライトブルーのフード付きのトレーナーが大のお気に入りで、色違いのライトグレーと交替ごうたいして毎日、着てる。
普段着はこれでいい。
この冬の間にコロナがなくなることはないだろうから、よそ行きの冬物は次の冬に買おう。
でも、ホントに次の冬にコロナは終息してるのだろうか。