投句
本来なら吟行、季語になるもののある所を訪ねて俳句を詠むこと、の会なんだが、コロナのせいで今年1月の十日戎を最後に休会中になっている会がある。
この会が9月は投句をすることとなり、メールでやり取り出来る人だけ、選句もすることとなった。
1人5句、15名で75句、投句したのを、世話人の方がシャッフルして送ってきて下さった。
75句を読んで自分の句以外の句を、今回は7句選ぶ。
お昼からうんうん、唸って7句、選ばせていただいた。
さっきパソコンで送ったとこ。2,3日後に結果を送って下さる。
今は毎月、投句となっちゃった他の会のメンバーとかぶっている方が多い。
皆さん、ん十年選手だよ。わたし、まだ3年半。
ハンディキャップ、ほしいよ。
わたしは修行が足りない上に、癖のある句を詠む。
先輩方に「まりさんの句は個性的だから、すぐ分かる」と言われ続けている。
個性的というのは、要するにへんちょこりんということだから、選んでもらえない。
先生が唯一の理解者で、時々たくさん選んでいただけたりする。
そうそう、選に入ることを目標にしてはいけないんだ。
自分がいいと思う句を詠む。先生にそう言われてるんだ。
この夏、教室の句会で先生にすごく誉めてもらった句、ご披露いたします。
たこ焼きのソースつきたるアッパッパ
季語は「アッパッパ」。「サマードレス」の傍題だ。
若い人には馴染みのない言葉だろう。
サマードレスは上等な感じだけど、アッパッパは冷房なんかなかった時代の、襟なし袖なしの簡単な普段用ワンピースのこと。
先生に「アッパッパの本質をとらえている」と大絶賛された。
は、は、は。
まあ、わたし、この程度です。