鵙の贄

昨晩も今朝も俳句してた。

10月は晩秋で、秋も終わりとなる。

兼題となっている季語以外でもたくさん句を詠まないといけない。

 

で、秋の季語を再チェックしてたら、目に飛び込んできたのが「鵙の贄」。

「もずのにえ」と読む。

百舌鳥がエサとなる虫や蛙なんかを、草や木の茎や枝などに刺しておくことだ。

冬に備えるためだろうと言われている。

この季語はちょっと気味が悪いけど、わたしは大好きなのだ。

 

俳句始めて1年半くらいで、いけいけどんどんと、ハチャメチャな句を一杯、詠んでたころに出会った季語だった。

おまけに授業で現代俳句を習って、やっちゃえー と出した句がこれ。

 

鵙の贄横溝正史ワールドだ

 

なんと、この句に先生は特選を下さったのだよ。

懐かしいなあ。

怖いもの知らずだったわたし。

でも、ビギナーズラックなんてそうは続かない。

 

これからは、たくさん詠んで、たくさん捨てて、力をつけていくしかない。

がんばんべー!