ぴゅーっと
今年、最初の俳句の教室、怖々行ってきた。
お休みは2人だけで、先生入れて14人。
皆さん、お元気そうで何より。
一番怖がってるのがわたしと一番若いSちゃんで、年嵩の方々は朗らかでいつもにも増してお元気。
句会は5句出しで並選2句、特選2句とよい成績だった。
季重なりの件だけど、あれね、「河豚」と「熱燗」だったんだ。
冬の季語としてはまあ同じくらいの強さを持ってるから、どうしようか、悩んでたんだけど、「鰭酒」という季語を見つけて一件落着。
鰭酒のぢゆぢゆと呻くに蓋をして
鰭酒の擬音は「ぢゆぢゆ」にしたんだ。先輩のお1人から「ぢゆぢゆはおかしいでしょ。じゆじゆと表記すべきです」と言われたんだけど「いえ、わたしの耳にはぢゆぢゆと聞こえました」と言い張ったんだ。
考えに考えた結果だよ。いくら先輩の意見でも曲げられない。
先生は「ま、本人の好きなように」とおっしゃったので、結局、元の通りとなった。
ただ「呻くに ではなく、呻くを とした方がいい」とのこと。
「を」が重なるんだけど、これもありとも思ったので
鰭酒のぢゆぢゆと呻くを蓋をして
となった。
特選だった。
終わってSちゃんと歩きながらちょっとお話して、2人ともぴゅーっとお家へ帰ったよ。
やっぱ、句会は楽しいけど、コロナは怖いもん。