喉元過ぎれば

今、病院から帰ったところ。

この数週間、相方が咳、痰、鼻水といった症状がひどく、わたしも気にしていた。彼は胃ガンと大腸ガンをしてるし、痛風持ちだし、メタボだし、彼の父は結核で亡くなっていたし、でとうとう病院へ行くと言い出した。わたしの検査の時も付き添ってくれたので、わたしも彼と一緒に行った。

血液検査や肺のCTスキャンなどの検査の結果、「その咳はアレルギーだと思われます。アレルギーの検査の結果は来週になりますのでその間、薬を飲んで様子を見ておいて下さい」あー、よかったと思う暇もなく「ただ、血糖の値が高い。立派な糖尿病患者です。そのままの状態でスポーツを続けたら血がドロドロになり、脳梗塞をおこす危険があります」と言われた。

来週行った時に食生活の注意があるらしいので、わたしもまた行く。

きっと魚と野菜中心の食事で、塩分糖分アルコール分控えてなーんて言われるのだろうな。言われた当初は優等生のように言いつけを守るのだ。痛風の痛みのある間はそうだった。なのに痛みが引いてしまうと「だいじょーぶ、だいじょーぶ」と飲み始めるのを何度、目にしたことか。

 

男という生きものは、喉元過ぎれば熱さを忘れる生きものなのだ。