Reading Faces

今シーズンのテレビドラマ、幾つか見てるんだけど、大阪では水曜日に読売テレビでやってる「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」ってのが何故か好きだ。

弱視白杖(はくじょうって読むんだって)が必要な女の子とヤンキーの男の子のラブコメ。軽ーいドラマだけど、内容はしっかりしてるように思う。

このドラマでユキコという主人公が何度か言っている「目が見えないから、顔を読むことができない」という言葉に引っ掛かった。

 

「顔を読む」って表現、日本語だけなのかなと気になってネット検索したら、「顔を読む」って本のコマーシャルがたくさん。

著者はL.A.ゼブロウィッツって人で、原題は”Reading Faces"。女性だけど、国籍も年代もわからない。

ま、いずれにせよ英語でも同じ表現があるんだ。

ひと昔前にはやった「KY」、空気を読む なんて言葉もある。

 

広辞苑で「読む」を調べたら、7番目に「(外面にあらわれたものから)了解する。さとる。」とあった。

外側から内側を推測するのによく使われるみたい。

 

要するに、人間は顔の表情で相手の思っていることを憶測するんだ。

でも、いつも顔に感情が正直に出ているとは限らない。

「愛想笑い」とか「嘘なみだ」とか「怒ったふり」とか、子供だってする。

 

わたしは馬鹿正直でおまけに顔の作りがでっかい。

だから、感じていることが相手にすぐ伝わってしまう。

もう少し無表情くらいの方がミステリアスでいいと思うんだけど。

まあ、相方のように、いつも仏頂面よりはましかも。