冬苺

テレビを見ていたり、みなさんのブログを読んでいたり写真を見ていたりすると、ピカッと来ることがある。

すぐにその感じをメモしておかないと、あっという間に消えてしまう。

俳句の種だ。

吟行に行けないので、どうしても想像で俳句を詠むことになる。

それでなくても頭でっかちな句を詠みがちな女なので、できるだけ現物を見たいのだ。

それが無理なら、せめて言葉や写真、映像を ということだ。

 

今日のururundo(id:URURUNDO)お姉さんの冬苺の写真。山の朝の冷たい空気まで感じられた。食べられるらしい。

さっそく歳時記で調べてみた。

 

あった。

 

「冬苺」は冬の季語で、傍題は「寒苺、きんいちご」。冬に店で売られている温室栽培の苺ではない とある。

 

余生なほなすことあらむ冬苺    水原秋櫻子

 

美しき嘘のやうなる冬苺      ともたけりつ子

 

日あるうち光り蓄めおけ冬苺    角川源義

 

冬苺の感じ、雰囲気はなんとなくこれらの句から判る。

 

でも、もっと生の冬苺の情報が欲しい。

ururundoお姉さんにもう少し詳しい背景や触感など教えてもらうようお願いしてる。

大阪の街ではぜーったいお目にかかれない「冬苺」。

 

詠む気、満満!