句評
予定通り、昨日、H教室へ行き、明日のN句会の吟行と日曜のH教室初めての吟行を欠席しますと言った。お世話係さんたちは、また涼しくなったら一緒に行きましょうねと言って下さった。この方々もわたしより年上なのに、なんだか申し訳ない気がした。
で、昨日の教室なんだけど、とーっても楽しかったんだ。
句会は6句出しで2句並選、1句特選で、成績は今一だけど、いつも通り、先輩方に仲良くしていただき、先生にもいろいろ教えていただいた。この教室のお陰で距離の縮まった方も何人かいる。
教室にいる間は、温暖化のことも地震のこともウクライナのことも頭から消えて、純粋に俳句の事だけに集中できる。
6句出しの時は6句選で、自分の句以外の良い句、好きな句を選ぶ。この教室は1時から5時まで使えるので、なぜ選んだのか、どこがよいと思うかなど、選んだ人がその句の句評をする時間がたっぷりある。
これもまた、難しいのだ。わたしなど未だに、選んでおきながら上手く句評できないことが多々ある。昨日は初夏の季語を使われていた句を選んでしまい(昨日、7月11日は仲夏である)、詠まれた先輩に反って失礼をしてしまった。
でも、和気藹々とした雰囲気の中、4時間はあっと言う間にすぎていく。
いつもわたしを可愛がってくださる80代の先輩は「まりさんがいると句会が楽しくなっていい」っておっしゃった。
うーれしいなあ。
何のグループでも自分を受け入れて下さる方が沢山いればいるほど楽しく続けられる。
俳句を詠む行為は一人でもできる。でも、それを客観的に見て下さる方々がいて、初めて俳句は完結するんじゃないかな。
始めてまだ6年目に入ったとこ。
先は長い。