あー、ジレンマ!

今日は久しぶりに俳句の教室へ行った。

みんなの顔が懐かしかった。もちろん、先生も。

8月5日以来だったから約1か月半、2回抜けたことになる。

この2回はけいこさんにお願いいて投句させていただいていた。

2回とも、結構、成績よかったんだ。

 

だから、今日は気合入れて行った。

3句出しで2句並選、1句特選をいただいた。

すべて先生の選だけで、互選は1つもなかった。

投句でお世話になったけいこさんに前回、電話で結果を教えてもらった時に「互選はありませんでしたか」と尋ねると「まりちゃんの俳句は難しいから、先生の選しかなかったわ。新しく入られた○○さんの分りやすい句に互選がたくさん入ってた」とのこと。

 

ちょっとややこしい話するね。

 

わたしが俳句を始めた時、俳句の「は」の字も、結社の「け」の字も知らなかった。

先生はとある結社の副主宰をなさってて、先輩方はほぼ全員、その結社の会員だったんだ。だから、その結社の傾向に、ったってごく普通の傾向だったんだけど、わたしはだんだんもの足りないというか、暴れたりないというか、そんな感じになっていった。

わたしの方が変わってただけで、皆さん方は至極真っ当な俳人でいらっしゃるのだ。

 

今、俳句始めて4年半になるけど、わたしの俳句はわたしの中で3種類くらいに分かれる。1,大人し目なの、2,ちょっと変わってるの、3,すごくわたしっぽいの。

自分でもどうなるか、詠み始めからは分らない。考えがまとまって来て、形が見えだしてきて初めて、この3種類のどれかになってゆく。ん、初めからどこへ行きつくか分かってる時もたまにある。

教室で互選がいただけるのは1と、2の比較的まっとうな分。

 

でも、先生はどんなタイプでも、いい句は取る とおっしゃって、実際、取って下さってきてる。だからこそ、今のわたしがいるんだけど。

先生の選、まったくもらえなかったら、とっくに俳句、止めてたでしょうね。

 

しかし、互選がないと言うのはやはりこたえる。

 

でも、自分の好きな句を詠みたい。

 

あー、ジレンマ!