ご苦労さん

さっき、相方の携帯にわたしの従兄弟のよしろー君からLINEが入った。

 

7月の27日に彼からの「1回目のワクチン接種は終わったの」というLINEが入った時、わたしは返事に「今、必死に集団接種の予約枠を探しています。かなりテンパっておりますから。予約出来たら連絡致します」と書いた。

その前から彼が一々、あーせい、こーせい と(もちろん、好意からだとは分かってはいたけど)言ってくるの、うるさいと感じてた。

だから、わたし、普通ならため口でLINE書くのに、くそ丁寧に書いたのは、いけずな(関西弁で意地悪な ということ)気持ちからだった。

 

それから、彼からのLINEはぴたっと止まった。

 

今日、彼は相方にLINEで「ワクチン接種の件なんですが、まりさん、予約キャンセルになったので、集団接種のを取ろうと四苦八苦してるようでしたが、あれからどの様な按配なんでしょうか。かなりセンシティブになってるみたいなんで、こっそり聞かせて頂ければ」と尋ねてきた。わたしには怖くて書けなかったんだろう。

 

わたしは彼のこと、コロッと忘れてたよ。

彼は心臓に爆弾、抱えているから、今回の接種も早かったみたい。

たった一人の大事な従兄弟なのに、1つ歳が下だから、わたしは子分みたいに扱ってきたんだ。奥さんもとーってもいい人で、冠婚葬祭くらいにしか会えないけれど、二人とも大好きな大切な身内だ。

 

相方がよしろー君に「まりも1回目の接種、終わりました。モデルナですけど」と返事を打ったら、またよしろー君から、モデルナはどっちゃらで、こっちゃらで と小難しいこと、書いてきた。

 

はいはい、よしろー君、ご苦労さん。