物種
昨日1日、目眩は起こらなかったので、夜、ちょっと筋トレしてから寝ようと、仰向けに寝っ転がった。
また、ぐあらん ときた。
で、トレーニングは中止にした。
今朝、近所の耳鼻科はお盆明けで開いていた。ラッキー。
もう80才近い先生は、わたしに「一応、検査します」と言われた。
そして、いつもの電話ボックスみたいなところで、いろんな「ピー」を聞く検査を受けた。
結果、先生はこう、おっしゃった。
「これはいつもの頭位性目眩ではありません。年齢が上がって首の血管が細くなっている。後ろ向けに曲げられるとそこがもっと細くなり、一時的に酸欠になる。それで起こる目眩です」
「歳のせいだということは、治らないということですか?」
「まあ、1週間、抗眩暈剤を飲んで、様子を見て下さい。運動は1か月程してから、試して、また目眩がしたら来てください」
要するにわたしの首の血管は細くなってるけれど、歳のせいだからどうすることもできない ということだ。
帰り道、わたしは年寄りだ、年寄りだ と自分に言い聞かせていた。
どんなに気持ちは若くても、身体はおんぼろなんだ。
ずーんと落ち込んだ。
でも、次の瞬間、この程度でよかった って思った。
今まで大きな病気もなく、出産以外、入院したこともない。
今までのように無頓着に暮らさず、もっと身体を労わって、コロナの2度目の接種が終わったら、散歩くらいはしよう。
健康あっての物種だ。