マスク
実は右目の違和感が続くので、昨夕、いつもの眼科に行った。
左右の眼の視力は以前と変わりなく、使っている眼鏡も全てOKだった。
そこで両目に半時間くらいかけて目薬を少しづつ差して、瞳孔を開かせ、写真を撮った。先生はその写真とわたしの実物の目とを見比べながら「フィルターという薄い膜のようなものはありますが、悪さの出来ない位置なので、心配はいりません。レーザーで塞いだ穴も大丈夫です。でも、年に1度は検査をしてください」とおっしゃった。彼女がわたしの目の中を覗く時の白い光がまぶしくて、痛いと思えるくらいだった。
それから、家に帰ってサングラスをかけた。両目の瞳孔を開いたのは久しぶりで、光が目に応えたのだ。テレビもサングラス、かけて見た。
一晩寝たら、さすがに目のまぶしさは元に戻っていた。
で、整形外科へ向かった。大きな病院なので、いろんな病気の人がいる。だから、すぐそばの薬局でマスクを買おうと入った。
うーりきれっ!
そりゃそうだよね。新型コロナウイルスが日本に入り込んでるかも知れないんだから。
西洋の人たちはあまりマスクをしないようで、マスクだらけの東洋の写真を見ると異様に思うらしい。
わたしもマスク1つでミクロの連中にすべて対処できるとは思ってない。でも、少しは自分自身と周りの人たちのプラスになるだろう。
で、売れ残ってた「ぬれマスク」というのを買った。ミントのかおりのウエットフィルターを薄いマスクの鼻の両脇にあるポケットに入れて使うのだ。
これが普通のマスクの「モワーッと感」がなくて、スーッとしてなかなかいいのだ。
きっとばい菌は出入り自由なんだろうけど、爽やかさは心にゆとりをくれた。
整形外科の先生、いや、せんせはレントゲンの写真を見て説明し、もうこれで骨も自然に元の状態にもどるだろうだろうから大丈夫だが「心配なら1か月後にもう1度、レントゲン、撮ろか」と宣うた。
わたしはマスクの下で口をひん曲げて、でも、おしとやかに言った。「いいえ、結構です。病院は怖うございますので」
せんせは「コロナが流行ってるからね。じゃあ、これでおわりに」
ヒャッホー!!
タバコなんか吸ってたら2,3ヶ月で治るのが4,5か月、かかるよって、言ってたじゃない。2ヶ月で治ったよ。漢方薬の処方箋も捨てたし、テーピングもしなかったし、自然治癒力だけで直した。
せんせの言ってること正しいんだけど、言い方が何かおかしい。
せんせ、人としての自分をもっと育てなきゃ。
まず、目上には敬語を使わなくとも、敬意を持って接すること。
以上。