ご近所さん

前に住んでた建売は3階建ての家が背中合わせに8軒が2列、計16軒。そのうちの北向きの1軒だった。真ん中の道は結構広くて東西に伸び、突き当りは田んぼだった。

子供を育てるにはいい所だった。23年住んだ。

でも、何しろ駅から遠かった。大阪市内なのに駅まで歩いて20分近くかかる。最寄りのバス停までも7分かかる。それからバスで駅まで、また7,8分。自転車で行ったら自転車置き場は1回150円かかる。

 

で、このマンションが出来ると聞いたのですぐにモデルルームを見に行き、竣工2年前だったけど早々と申し込んだ。

だって、駅から1分のマンションだよ。

 

いいことはそれだけじゃなかった。

ご近所が前の家よりわたしに合うんだ。

前のご近所はわたしたちより年嵩の家族ばかりだった。

今のご近所さんたちは皆さん年下で、感じの良い方々ばかり。

入居して2,3年したころに、まず左隣の4人家族のご主人と奥さんをうちに招待した。当時、40才前後だったご夫婦は明るくてよく飲む。楽しい時を過ごし、それからは適当な距離を置きつつ、でも、仲良く付き合ってる。

それからまた2,3年して、2軒右隣りのご夫婦をお呼びした。こちらは再婚どうしの50前後のご夫婦で、それはそれは仲がよかった。一緒にいろんな話をして飲んだ。

でも、このご主人はそれから5,6年して病気で亡くなった。奥さんの悲しみは深くて、何度かうちで遺産相続の話や前妻の一族の酷いやり方などの話を涙ながらにされるのを聞いたりした。

すぐ右隣りのお宅の奥さんもいい方なんだけど、とても常識派っぽくて、非常識というか超常識派のうちの夫婦とはちょっと違う気がしてまだ家へお呼びしたことない。

でも、相方は駐車場で顔を合わせてたのでご主人のことは知っていて、気さくな人だと言う。

コロナが治まったら一度、うちへお呼びしようかな。 

 

同じ階にはてっちゃんチもあるし、今のご近所付き合いは良好だ。

 

もう一つ。

 

わたし、ブログで仲良くしてもらってる方々とのお付き合いも、今のご近所さんとのお付き合いみたいに気持ちがいい。

どこに住んでらっしゃろうと、適度な距離を置き、仲良く、末永くよろしくお願い致します。