会いたいなあ

今週のお題「会いたい人」なんだけど、つらつら考えてみた。

簡単には会えない遠くに住む娘たちの家族は、LINEでいつも顔を見ているので、普段とあまり変わりない。昔からの友達とは年賀状だけとか、たまに電話するくらいだし、結局、今一番、会いたいのは、俳句の先生と仲間だ。

たった3年ほどのお付き合いだが、わたしに俳句の楽しさを教えて下さり、句会や吟行で仲良くしてくださっている。みなさん、わたしより年長で個性的な方ばかりだ。

月に2回の教室と句会が2回、吟行が1回。かぶっているメンバーもいるが、それぞれの会だけでお会いできる方もいる。

3月くらいから、教室も吟行もキャンセルとなり、句会は投句となった。仲良しのHさんと電話でお話するくらいで、寂しいかぎり。

でも、まだわたしなんか、うんとまし。相方がいてくれている。ご主人を亡くされて、独りで住んでらっしゃる方も多々いらっしゃる。

日本中、世界中の人たちが自由に人と会えなくなってるんだから。

 

ほんと言うと、一番会いたいのは4年前に亡くなったMさんだ。

彼女はわたしが知っている人の中で、一番物知りだった。

彼女が生きていたら、この状況をどう思っただろう、どうするべきだと言っただろうと、彼女の意見が聞きたくなる。

彼女は物知りだったけど、賢いかどうかはわからない。

もう少しだけずるく立ち回れば、もっと楽でお金に困らない人生があったのに。

まあ、どうせわたしのアドバイスなんか聞く耳、持ってなかったろうけど。

 

会いたいなあ。