bookworm
昨日4月23日の紙さん(id:paperwalker)のブログ「路地裏の古本屋のように、それから」読んでみて。
すべての誠意を持ったブロガー必読だ。
彼は自分のブログを「路地裏の古本屋」のようだとして、詳しくその様を描いている。
わたしはもちろん、お会いしたことも直にお話したこともないが、わたしのブログを一番古くから(と言っても8月で2年だが)読んで下さっていて、わたしを陰から応援してくださった方だ。
彼はたぶん、わたしの上の娘くらいの年の方だと思うが、わたしは師と仰いでいる。
きちんと書かれた文章で、内容もわたしに合う。古い絵葉書を骨董市で見つけては、その絵や書かれた文章からその時代背景を読み解く。絵葉書探偵とでも呼ぼうか。
それ以外にも欲しい本を見るとついつい買っては積んどくをしてため息をついたり、古書の内容より以前の持ち主の書き込みや本の佇まいを愛でたり、良い本に出合うとそっと感想を述べたり。まさにページからページへと渡り歩くbookworm、本の虫だ。
そんな彼が心の中に開いている「古本屋」。古書店じゃないんだ。それもいい。
わたしたちブロガーは自分のブログというお店を持ってる。
ある人のはファッションのお店、スポーツ関係のお店、レンタルDVD屋さんみたいのや食べ物や日々の生活用品なんかの趣味のお店。本屋さんは結構多いだろうけど、古本屋さんは少ないかも。
わたしはPaperwalkerさんにコメントで「わたしも売れない古本屋だけど、口数が多すぎて客が引く」てなことを書いたが、違ってたな。
わたしのは客の少ない「おばクラ」だ。
ずーっと前にブログに書いた、大阪ならでは(?)のおばちゃんが接待してくれるキャバレーみたいなの。あれだな。
彼の文章はわたしにすーっと入ってくる。
感覚と歳は関係ないな。
何か近いものを持ってるんだろう。
読んでみて。
きっと何か感じるはずだから。