はい者とはい句
相方が歯科から帰ってきた。
今日は上の歯を抜くんだろうと思ってたら、歯の上部を切り取って修正してまたくっつけたらしい。だから今までの部分入れ歯が使えるんだって。
でも、麻酔が切れかかっていたので、険しーい顔しておかゆを少し食べて、また抗生物質と鎮痛剤、飲んで寝室へ消えた。
さて、今の鎮痛剤が何時間、持つかな。歯茎の腫れはまだまだ続きそうだよ。
次は月曜で下の2本だ。
わたしは昨日ほとんど1日中、黒田杏子の句集を読み、気になる句を鉛筆で書き写していった。今日も続きをする。書いてみると使われている言葉の美しさ、漢字の難しさが際立ってくる。
わたしには読めない漢字の読み方と意味を、新漢語林の手書き入力を使って調べると、彼女がその漢字を使った理由が分かってくる。漢字だけではない。敢えてひらがな表示にしている理由も分ってくる。
感じたことをできるだけ忠実に伝えようとしているのだ。
俳句への畏敬の念を感じた。
もっと細部にまで心を込めて、俳句を詠まなければ。
そう思った。