何だか、ねぇ
今週のお題「祝日なのに……」
今、日本でリタイアして、完全に仕事をしていなくて、年金と貯金なんかで暮らしている人って、どれくらいいるのだろう。
うちがそうだ。
正に毎日が日曜で、カレンダー見ないと、何日の何曜日か分からなくなってしまう。
昨日が春分の日だということは季語として認識していた。
でも、休みであるかないかには全く興味がなかった。
だって、毎日、休みだもん。
わたしだって若い時は、連休やお盆休みはもちろんのこと、祝日にも敏感だったよ。
実家へ子供を連れて行こうとか、百貨店へお買い物にとか、1泊旅行とか、前もって計画をたてた。
でも、わたしが最初に勤めた会社は土曜日は半ドンだったよ。
午前中だけ仕事する日のこと。
相方んちの工場は8年前に閉めるまで、土曜日も普通に働いてたよ。
だから、土曜日が祝日だったら連休になって嬉しかった。
日本人はまじめで働き者が多いからな。
今の人たちは有給をフルに使えるのかしら?
最初の会社でわたしが属していた人事部の部長さんは、色白の恰幅のいい紳士だった。
その部長がある時、出勤簿をチェックしていて「この子は先月、2回生理休暇を取ってる」と言ったことがある。
人事部の先輩女性社員は「それはあり得ます」と答えていたが、彼は不審気だった。
素敵な人だと思っていたのにガッカリした。
日本は世界の中で、祝祭日の多い国なんだそうだ。
何故か?
有給を使う権利をあまり施行しないから。
国で決めた休みの日なら大手を振って休める。
何だか、ねぇ。