ぐさっと

病院へ行ってきた。

相方が車で送ってくれた。

処置は滞りなく進み、治療は終わった。

後は薬で様子を見てゆくらしい。

 

専門医の先生は初めてお会いした方で、まだ40代じゃないかな。

わたしが「昨夜は怖くてあまり眠れませんでした」と言うと、驚いたような顔をして「え、神経質なんですね」と言われた。

どういう意味?

そんなに以外だったのかしら?

ごつい体形のいい歳したおばさんが、乙女のように恐れおののいちゃあダメ?

 

手際よく処置をしてくれたから文句言いにくいけど、あれ、結構ぐさっときたんだよ。

 

相方が迎えに来てくれた。

先生にこんなふうに言われたと言うと

「知らん、そんなこと」

って、さ。

 

でもね、彼は心配してたらしい。

神経質なところがあるから、さぞ怖がってるだろうって。

 

ぐふふ。

さすが。