地球を救う
こんなこと、今日は考えたくないのに、考えざるを得ない。
温暖化だ。
北半球は冬へ向かっているはずなのに、初夏のような気温だ。
サーキュレーター、仕舞わなくって正解だった というより、怠けてただけなんだけど。
わたしたち人間も暑さに戸惑っているが、他の動植物たちはもっとそうなんじゃないかな。
動植物たちは単なる被害者の立場だけど、人間は加害者でもある。
森林を伐採し、石油を燃やし、加工し、CO2を排出し、地球をこのようにしたのはわたしたち人間に他ならない。
今、この瞬間も極地の氷は溶けている。
なんて理屈捏ねても、何もよくはならない。
わたしにできることはなにかしら。
「人と人の間を美しく見よう、決して疲れてはならない」
武者小路実篤の言葉だったと思う。
この世界に流れている「気」を滑らかに浄くするには、わたしのようにしかめっ面をして不平不満をブツブツ言うより、この世の中を美しく見る方がずっといい。
汚いことに目をつむれと言っているのではない。
人のよいところ、美しいところを見て、よい付き合い方をしてゆけば、自ずからよい「気」が流れ出す。
国同士で条約を締結するより、暮らしている人々がよい「気」でつながっている方が、地球を救うことに近いような気がする。
なーんて、ね。
どっかの新興宗教のキャッチコピーみたいだね。
散々、体調が、精神的にも とか言っておきながら。
無力なわたしは、せめて人と人の間を美しく見てよい「気」を出していきたい。
温暖化から地球が救えるかどうかは分からないけど。