自己顕示欲

今日は俳句の教室兼句会の日だった。5句出し。

うち3句兼題、んー、宿題みたいなもので季語が決められてて前もって作っていく。

後の2句はDVD見て、30分ほど考えて詠む。

今日のDVDは白鳥についてで、鹿児島の出水へロシアからやってくる1万を超す真鶴の話がメインだった。

 

兼題は1句、先生の特選いただいた。

わたしが、この句はかなり飛んでたから意外でしたと言うと、先生は

「飛んでようが座ってようが、いい句を選びます」とおっしゃった。

ふふふ。面白い。

 

DVD見ての白鳥の句はその場ですぐ作るので難しいけど、すんごく好き。

これも1句、並選をいただいた。

本来なら現地、今日の場合、出水へ吟行に行くべきところだが、近場の吟行も無理なのに、九州なんてとんでもない。

少なくともわたしにはこのDVDの会、普段、大阪では目にする事の出来ないものを見せてもらえるから嬉しい。

想像だけでなく、目にし、耳にしたものを詠めるのはとてもありがたい。

 

先生の選はなかなかいただけなくなってしまったけれど、それは横に置いといて、自分の楽しみとしての俳句がちょっと見えてきた。

 

この間の水枕みたいに、先生の選が入らないのは覚悟の上で、でも、先生や先輩方に見てもらいたいという自己顕示欲の方が、選より勝ることがある。

 

まだまだ、迷い続けるのだろうけど、前より肩の力が抜けてきたのかな。

それとも、諦めの境地に近付いてきたのかな。

さてさて。