微妙
今日は久し振りの句会だった。
兼題という決められた季語を使って家で作っていくのと、季節の植物や生き物、行事の写真やパンフレットなど、これを嘱目というんだけど、を見て俳句を詠むのの、計5句。
本日の兼題は「残菊」と「秋惜む」、嘱目は蓑虫、案山子、烏瓜、団栗、ずいき祭、瓢(ひょん)の笛など。
先生も主宰も見えて、うちの結社では一番重要な句会だ。
メンバーも年嵩の方々ばかりで、キャリアも半端ない。
どうせダメなら自分らしい、のびのびした句を詠もうと、かなり跳んでる句を出句した。
先生はここでは少ししかお取りにならない。主宰が倍ほどお取りになる。
予定通り、互選も2、先生の選はゼロだった。
まあ、そうでしょう。想定内。
皆さん方のまっとうな俳句の中で、わたしの句はすごーく目立って、どなたもわたしの句だと分かってらしたはず。
で、主宰の選。
わたしの5句に並選3、特選1、下さった。
他のだれよりわたしが一番、驚いた。
主宰は年がわたしよりお若いし、当然、感覚もお若い。
ありがたいことだ。
数少ないわたしの理解者が主宰だなんて、それはそれはありがたい。
でも、先輩方の目が。
良かったねと本気で喜んで下さる方もいる。
でも、「なんであんなけったいな俳句が」と思ってらっしゃる方がたくさんいらっしゃるんじゃないかな。
それ思うとつらい。怖い。
また、頭痛がするよ。
ま、いいか。
わたしも投句料、払っているんだし、別に卑怯な手を使ったわけでもない。
あー、でも微妙。