我ながら

本日は俳句の教室の日だった。

5句出しで、先生の並選1だけ。でも、互選は6、もらえた。

自分でもこれはやりすぎかな と思ってた句があるのだけど、教室で一番後から入った人で、一番若いSちゃんだけがこの句に選をくれた。

嬉しかった。

 

風邪ひきやぐあゔあんぐおゔをんと水枕

 

季語は風邪。

水枕を頭に当てた時の音を表現したかったんだ。

濁音とbじゃなくvの音を敢えて使った。

先生も何と読むのか分らないとおっしゃった。

読んでもらえないのは不利だ とも。

Sちゃんだけが面白いと思ってくれた。

簡単に書けば

 

風邪ひきやがばんごぼんと水枕

 

なんだけど、ちょっといじくりすぎたな。

でも、楽しかったよ。

 

ちなみに先生の選に入った句。

 

慈照寺の白砂は銀に月の影

 

慈照寺銀閣寺のこと。白砂は「はくさ」と読む。

「月の影」が季語で月の光のこと。

 

我ながら、同じ人間が詠んだ句とは思えないね。