やる気満々

昨日は久しぶりのHH句会だった。

 

メンバーは先生を入れて13人のうち、お休みが2人で計11人だった。

 

ここは1時集合で5時まで使えるので、ゆっくりできる。

兼題(季語で、前もって詠んでいける)が2つ、当日は自然やお祭りなどのディスクをスクリーンに映したり、嘱目などで詠むのが3句で合計5句が常だった。

 

それが前回、と言っても7月だったけど、参加者が9名と少なかったので「7句出しにしましょう」と先生がおっしゃった。わたしは一応、兼題の3句は用意していたが、あとはどなたかが持参されていた嘱目のとても素敵な団扇で1句詠めただけで、他はしどろもどろ。

それでも3句に選が入った。

 

ところが今回はディスクを持って来て下さる方がお休みだったので、鞍馬の火祭時代祭のディスクは見られず。家でネットで調べていたが感じるものが少なく、結局、詠めずじまいだった。

のに、先生は「今回も人数が少ないし、ディスク見る時間を取る必要がないから、7句出しにしよか」っておっしゃった。

エーーーっ!兼題の3句しか用意してないのに、無理、無理、無理!

わたしは「先生、せめて6句にして下さい」とお願いした。

「ほな、そうしよか」

 

で、結果、わたしは出した6句中、先生の並選2ついただいただけ。

お世話係で仲良しののぼるさんが別の1句に互選を下さってた。

 

その時は、この句会、わたしには難し過ぎて無理だ、止めようか とまで思ってた。

でも、すべての選の発表が終わってみれば、のぼるさんともう1人の先輩が5句に選を受けられたが、あとの方はだいたい、2,3句に選を受けられたのみ。

わたしだけじゃなかった。

 

この句会の最大の長所は、選に漏れた句も先生からどうすればよかったか、丁寧に指導していただけること。

その際、先生の選に漏れたわたしの4句のうち、1句は問題なし、あと2句も漢字表現を大和言葉に直すとか、ひらがな表記にするという注意を受けただけで済んだ。

ただ1句、唐辛子の句は表現がきつすぎると却下されたけど。

 

帰りの電車の中には、今度こそもっとよい句を詠むぞ とやる気満々のわたしがいた。