失って分かるもの
結果から言うと、昨日の授業の後の句会では珍しく、3句出しで先生の並選3ついただけた。互選も4つ。久しぶりに頭の上の雲が晴れた気分。
コロナ以前は教室の後、行ける人はみんな、先生も、近くの喫茶店へ行ってワイワイと半時間ほどおしゃべりしてから帰途についた。
コロナ以後は、真っすぐ家へ帰っていたけれど、最近、とある電鉄を使う方だけ数名で、駅ナカのカフェでお喋りしてらしたと聞いた。
わたしや先輩のHさんには、その電鉄の駅は反対方向になる。
だから、もう1人、同方向のSちゃんを誘って、3人で広い喫茶店でコーヒーを飲んでおしゃべりした。Sちゃんはまだ50代で1番若くて、俳句歴も1番浅い。とても可愛い人で気配りが完璧に出来る人。すごーく楽しくて、1時間くらい、あっという間に経っちゃった。
いつもは教室の後、Hさんと2人で百貨店で買い物をしてから、荷物を整理するための台に荷物を置いて、半時間ばかり立ち話をしていた。
それも楽しかったけど、やはり「女3人寄れば姦しい」だ。
いつも以上にお喋りした。マスクをしたり、外したり。忙しかった。
俳句の教室へ行くのが1番の目的であることは間違いない。
でも、その後のコーヒータイムが結構、人間関係の構築に役立ってたんだ。
失ってありがたさの分かるものの1つだ。