強く、強く

何だかチリチリする。

 

体調も悪くない。

天気も曇ってはいるが、洗濯は十分干せた。

相方とケンカしてもいない。

何がどうということはない。

むしろ安寧な日だ。

 

こういう日は不安がむき出しになる。

 

地震が発生するのではないか。

わたしの頭ん中の血管が破裂しちゃうんじゃないか。

相方や子供や孫に何かとんでもないことが起こるんじゃないか。

 

元々、マイナス思考をするのだが、コロナで自由を束縛されて、余計にひどくなったみたい。

何か他のことに集中できる時は忘れているのだが、暇になるとろくでもないことばかり考えてしまう。

安定剤飲むほど、ひどい不安ではない。

でも、じわじわとわたしの身体を浸していく。

 

わたしはあかんたれだ。

 

まわりの方々はわたしのことを明るくて元気な女だと思ってらっしゃる。

いや、それは間違いではない。

でも、その裏側に暗くて弱い女が、ぺったり、くっ付いてるんだ。

 

わたしはこっち側のわたしが嫌いで、多分、認めたくないんだろうな。

しゃーないよ。

両方ともわたしなんだから。

 

あー、でも、わたしは

もっと、もっと、

強くなりたい。