蛇年の蠍座
この数日、夏の季語と格闘してた。
今年は8月7日が立秋だから、それ以降は秋になる。
大阪は今朝、梅雨明け(夏の季語)となり、この夏はまだ、あのおっそろしく暑ーい体温並の36度とかは経験してない。これから夏本番となるはずだ。
夕立も雷も炎天も水着もサングラスもビールもアイスクリームも蚊取線香も日焼も、今年は中止になったいろんな祭も、蜥蜴も甲虫も向日葵もトマトもパイナップルも、みーんな夏の季語だ。
立秋以降しばらくは、せいぜい残暑や台風、西瓜くらいが実感を伴う秋の季語だ。
「秋澄む」や「爽やか」なんて季語は、体感としては10月になってようやく使えるかどうかという時代なんだから。
それで今のうちに夏の季語を使った句を作っておきたかったのだ。
ほんとはおしゃれと一緒で、季語も季節を先取りした方がいいんだけどね。
わたしは蛇年で蠍座の女だ。
そのせいか、爬虫類や蜘蛛(蠍は鋏角亜門・クモガタ鋼のサソリ目に属する節足動物で、蜘蛛はクモ目なんだそうだ)に興味がある。
この夏、蛇もイモリ、守宮、蜥蜴も詠んだ。蜘蛛も詠んだ。
今、初めて蠍を歳時記で調べたら、夏の季語だった。例句は1つしか載ってなかった。八重山諸島や小笠原にいる とある。あまり見かけないもんね。詠みにくいんだろう。
わたしも生の蠍は見たことないんじゃないかな。
見たら、是非詠みたいと思う。
というような訳で、来週あたりから秋の季語へ入っていこうと思う。