内と外

今週のお題は「外のことがわからない」なんだけど、相方が退職してからは、2人それぞれの趣味のソフトボールと俳句で出掛ける以外は、家にこもって生活していた。だから、わたしたちはわたしたちの小さな世界を平穏に保つために必要な情報だけ、テレビなんかで得てきてた。

 

それが今や、わたしたちには縁のない、外の「こと」や「ところ」の情報がテレビからあふれ出てきてる。

もちろん、現役の働き手たちには不可欠な情報もたくさんあるのだろう。

でも、あの情報は全部、必要なことなのか。

ワイドショーなどで冗談半分に語られていること。スマホやテレビで何度も流される同じこと。番組によって内容に違いのある話。

篩に掛けるのが大変だ。

 

外の状態が元に戻るにはいったい、何週、何ヶ月、何年掛かるか、誰にもわからない。

 

内もそうなんだよ。ドアノブに、トイレに、コロナウイルスがいないって、誰に言い切ることができるだろう。

 

まだまだ流動的で、先のことはわからない。

まさに人生だ。