感謝

大阪は昨日、緊急事態宣言が解除された。

 

我が家は変わりなく、家にこもる予定だが、相方のソフトボールは26日、火曜日から始めるらしい。練習試合の相手チームは呼ばず、自主練習だけらしいが、彼は張り切ってる。昨夜は興奮気味で、わたしが歯磨きしようとしていると、「一杯やろう」と寝室から出てきた。わたしの俳句の予定はまだ未定のままだが、一杯やるのに異存はない。

飲んで昔の話をした。

「30年くらい前に行ってた英会話スクールのパーティーの時、K子ちゃんにわたしのこと随分、褒めてたの、覚えてる?」「・・・・」「実の子でもないのに大事に育ててくれてる、とても感謝してるってK子ちゃんに言ったんでしょ?」「・・・・」「昔のことはもう終わり?もっと褒めてよ。感謝してよ」「はいはい、感謝してます。ありがとうございます」「心がこもってない」

なんてじゃれながら半時間ほど飲んで寝た。

 

彼は下の子が生まれてから、いや、生まれる前から、子供を連れて、月に最低2回はわたしの実家へ車を走らせた。

駆け落ち結婚したから、彼にとってわたしの実家の敷居はとっても高かったはずだ。無口な職人だったので、彼は実家へ行っても「お邪魔します」と「失礼します」の二言くらいしかしゃべらなかった。でも、わたしの両親に2人の孫の顔、1人は血がつながってなかったけど、を見せに行ってくれた。

 

感謝しなくちゃならないのは、どっちだ。