コロナ離婚

ネットの記事のヘッドラインにコロナ離婚とあった。

気になって開いて読んだ。

保育所に子供を預けて共働きしていたご夫婦が、家でテレワークするようになり、24時間一緒にいるようになった。すると、些細なことの積み重ねで、お互いの存在が負担になって、離婚を考えるようになったという話だった。

 

神さまは時々、人を間引いたりされる。

何の作為もなく、災害や疫病で人の命を取り上げてしまわれる。

いつも老人や幼い子供たちという弱者を筆頭に、元気盛り、働き盛りの人たちをも巻き込んできた。

その不条理に人は泣く。そして、その度によりよい社会を築こうとしてきた。

 

わたしが知らなかっただけで、今までにも大きな災害の裏で壊れた人間関係はあっただろう。大変な時こそ、夫婦や家族は助け合い、よりその絆を強くするべきなのに。それは理想論なのか。元から傷のあったガラスは割れやすいのか。

 

わたしたちは今、試されているのだ。