残り時間
ある句会がこの2ヶ月は投句になっている。
お世話をして下さる方の所へ、封書かメールで1人5句送り、それを無記名にしてシャッフルし、2人の先生方へ送り、先生方はそれを選句して、世話人の元へ送り返される。その結果をまた、世話人が封書やメールで投句した人、全員に知らせて下さる。
すごーく大変な作業だ。頭が下がる。
一昨日、4月の結果を送って下さった。
今月は25名の方が投句なさったから、全部で125句あったはず。
1人の先生がお取りになったのは入選78句で、うち特選12句。わたしの5句のうち3句入選だった。
もうお1人の先生がわたしの教室でも教えて下さってる大好きな先生。お取りになったのは37句、うち特選10句。わたしは入選3句、うち2句特選をいただいた。
わたしの先生の選句の、一番最初にわたしの3句が並んでいた。一番成績がよかったという事だ。
こんなの初めてだ。特にここんところ、成績が悪くて悩んでたから、嬉しくて涙が出た。
コロナで不安に苛まれているのはみんな一緒だ。でも、あかんたれのわたしは2月後半くらいから俳句が詠めなくなってきた。いや、ノートに書きはしているのだが、心ここにあらず状態なので、句でも詩でもないのばかり。でも、時々、ひょいと浮かんでくるものがあり、先生に選んで頂いた句はみんな、何かを見て感じて、句の方からわたしの所に来てくれたものばかりだった。
しかし、どうすれば句の方からやって来てくれるのか、皆目、見当が付かない。
これまでの3年で学べたことは沢山あった。しかしこれから先、学ぶべきことの方がうーーんと多い。わたしの残りの人生で足りるのだろうか。