ワクワク

昨日はコロナの状況が何とか治まってくれているので、久しぶりにH句会のメンバーと一堂に会して句会が出来た。

と言っても、お歳のせいで半数近くの方が投句だけでいらっしゃれなかったけれど。

H句会はうちの結社では一番大切な句会らしく、句会に来られなくても封書に手書きの5句と会費を入れて送ってらっしゃるのだ。

 

いつものように奈良にお住いのYご夫妻が、たくさんの野山の植物などの嘱目を車に乗せて持って来て下さった。

わたしは歳時記で見ただけの植物をリアルに見たり触ったり出来るのがとっても嬉しい。

Yご夫妻、ありがとうございます。

 

昨日の兼題(宿題みたいなの)は破芭蕉(やればしょう、破れた芭蕉の葉のこと)と柚味噌(ゆみそ、柚子を練りこんだお味噌で、そのまま酒の当てにしたり豆腐やこんにゃくに塗ったりする)という難解な季語。

 

嘱目は芒(すすき)、泡立草、石蕗の花(つわのはな)、烏瓜、草虱(くさじらみ)、刈萱(かるかや)、棉(わた)、めなもみ(パソコンには載ってなかった。すごく難しい漢字)、数珠玉、椿の実。

 

ワクワクした。

 

初めましてのものもある。あれもこれも詠んでみたくなる。

これがわたしの欠点だ。目移りしているうちに1時間半が過ぎてしまい、ノートには中途半端な句ばっかり。

 

結局、5句出しで主宰からは並選2、特選1、先生からは並選1いただいた。

互選も計5あったし、わたしとしては意外と満足な出来だった。

 

コロナ新感染者数、大阪は相変わらず東京を抜いているが、来月はどうかしら。

 

どうか句会、出来ますように。