偶然と必然
昨日は久しぶりに、かほちゃんとお嬢ちゃんのりんちゃんがうちに来た。
ご主人のてっちゃんはウエイトリフティングの選手で東京パラリンピックを目指している。2,3日前からロンドンへ試合に行ってた。彼がいなくて寂しそうだったので、相方が晩ご飯に誘ったのだ。
メニューは相方のスペシャルハンバーグとポテトサラダ。
かほちゃんはいつもと違って、ビールをトマトジュースで割ったレッドアイ。いつも通りに材料は持参。
9時ごろ、かほちゃんに電話が入った。ロンドンのてっちゃんからだった。
「そっちは今、何時?」と聞くと「昼の12時です」
かほちゃん達はしばらくおしゃべりして切った。彼女たちには慣れっこなんだろうけど、小さな携帯で、9時間時差のある所にいる人とおしゃべりができ、それもラインで映像も見る事ができるのが、わたしには魔法みたいに思えた。
てっちゃんが東京パラに出られるかどうかの結果が出るのは5月になるらしい。
世界のウエイトリフティングのレベルが高いので、日本で1位でも出られるかどうか、わからないんだそうだ。だから、体重を落として、1つ下の体重のクラスに出ているらしい。
彼は本当にチャーミングな男で、単なるハンサムじゃなくて中身がいいのだ。
相方も彼のことが大好きで、心から応援している。
もし、彼が事故で腰から下の神経がダメにならず、車いすでなかったら、同じマンションに住むことはなく、私たちと知り合うこともなかったのだ。
人生は偶然の積み重なりなのか。そこに必然はないのか。