台風と情報

また台風である。この台風19号はとても大きな台風で、近畿地方に今、最接近しているらしい。

長女の家は千葉市なので、前回の台風では停電で大変だったそうだ。今朝も電話があり、半時間ほど停電したが今は大丈夫とのこと。車も大きなスーパーの駐車場に入れ、ガス、電気が止まった時のための準備も怠らない。ガラスが粉々にならないように養生テープを買いに行ったが、売切れだったのでかっこ悪いけどガムテープで間に合わせているとのこと。電池やバッテリーの充電なども完璧。さすが40代はばりばりの世代で、学習能力も高い。

60代のわたしも昨日のうちにカレーなどの非常食を買い、ベランダの植物は相方が一か所に集めて飛ばないようにしてくれた。今日は一歩も家から出ないつもりだ。

 

NHKをずっとつけている。相変わらず、風雨が気になりだしてから避難などのため外へ出た方が転倒したりして怪我をなさっている。だいたい60代以上の方々だ。

NHKはホームページに避難場所などの情報をのせているのでそれを見てほしいという。パソコンや携帯を自由に操れない年齢の人たちにこそ必要な情報なのに、NHKは何考えてんだか。

それから、台風の進む速度。昨日の夜の19号は時速35キロと言っていたので朝には大阪あたりに来ているだろうと思っていたのにまだ太平洋だった。時速が20キロになっていたのだ。今は時速30キロで静岡県へ向かっている。

足の遅い台風は被害が大きくなる。避難しなければならない時間も長くなる。

台風の速度をもう少し重視してほしい。

 

地震は残念ながら今の科学では予測できない。

でも、台風は発生した時からある程度わかっているはずだ。進路などはいつもほぼ正しく予測している。

台風情報の提供の仕方に改善を望む。