女子大あるある

今週のお題は「部活」だそうで。

わたしの部活生活は中高と大学で大きく違う。

中高での部活はコーラスと美術部だった。ピアノが弾けたり、楽譜が読めたりする生徒はいっぱいいた。なんせ女子ばっかりだったので。声は悪いがコーラスなら出来ると思ったが、だんだん友人関係に疲れちゃって止めた。美術部で油絵を始めて、これは面白いと結構、気に入っていたのだが、文化祭に出した作品は大きなミロの作品の模写だった。青の水性ペイントを画面全体に塗り、乾かして他の色を使ったり、水でぼかしたりしてそれなりに苦心した作品だった。油絵は好きだった。でも油絵には終わりがない。いくらでも塗り重ねることができる。どこが完成なのか分からなかった。そうこうしているうちに受験でクラブがなくなった。

大学には美術部がなかった。それでやむを得ずコーラス部に入った。中高の音大目指していた生徒たちはよその大学に行っちゃってたので、わたしでも伴奏や指揮をすることができた。そこで人としていろんなことを学び、少しは強くなれた。この話は以前に書いた。

 

1つ、女子大あるある。

 

共学に行った友達がうらやましかった。大学で素敵な男子と出会えるんだろうな と。

ところが女子大のコーラス部は、自分たちの定期演奏会に来てもらうために、よその大学のコーラス部、特に男声合唱団との交流が盛んだったのだ。春や秋は1月に1、2回あった。合コンや合ハイ(一緒にハイキングするんだよ。女子はお弁当を彼らの分まで作って持っていく。男子はそれ以外の費用を出すんだ。今はなさそうね)でいろんな男子と知り合った。たぶん、共学の女の子たちよりいろんなタイプの男子を見たんじゃないかな。その時に知り合った者同士で結婚したメンバーもたくさんいる。

 

あのころの男子たちも爺さんになってるんだろうな。

ちょっと会ってみたいような気もする。

でも、こっちの婆さんぶりは見せたくないしねぇ。

若いころのイメージのままの方がいいかも。