"The Bucket List"

今週のお題は「理想の老後」だそうだ。

説明文を読んでいると、人生の先の話と言う感じで捉えられている。

つまり、はてなブログのブロガーさん達はほとんど、老後の世界からはまだ遠いところにいる、若い方々が多いということだ。

わたしのような60代は少数派なんだ。

当たり前っちゃあ当たり前だ。

写真も下手だし、アップもできないような人間では、しこしこと字を連ねてゆくしか手がない。ブログやってますと声を大にして言えない。でも、はてなの仲間のつもりだ。年なんか関係ない。

 

"The Bucket List"は2007年のアメリカ映画。邦題は「最高の人生の見つけ方」。

ジャック ニコルソンとモーガン フリーマン 演じる、社会的立場のまるで違う2人の男が病院で知り合い、残りの人生でしておきたいリスト、これがbucket list なんだけど、を作る。2人はぶつかりつつも、ひとつずつリストの項目を消してゆく。最後は死んじゃうんだけど、ああ、こんな納得のできる人生、いいなと思った。生きることと死ぬことは、そう違わないように思えた。

 

今、わたしはわたしの理想の老後の真っ最中だ。

わたしのbucket listに書いてあるのは1つだけ。相方を見送ること。

ほかには何もない。ちょっと不満はあるけど、それは欲張りというものだ。

わたしのブログを読んでくれる人たちがいる。俳句の楽しい仲間がいる。

 

どうだ。うらやましいだろう。