親であること

今日は俳句のホームグラウンドの日だった。

3句出しで互選4、先生の並選3、いただけた。上出来!

 

昨日は仲田君の美容室へ行き、またまた、いろいろお喋りをした。

彼には中2と小3のお嬢さんがいるんだけど、取り合いされる程、娘たちに愛されている。ほんといいお父さんしてる。彼は彼女たちの自由意志を尊重し、ああしろ、こうしろを言わない。来年、高校受験の上の娘さんへも、大学、行きたくないなら行かなくていい、好きなようにしろ と言い、出来れば2人とも高校卒業したら、自立して家を出ろといってるらしい。

わたしのような古いタイプの親からすれば、お金が許すなら今の時代、大学へ行かせてやるのが当たり前だと思ってしまう。実際、うちの娘たちもお尻を叩いて大学へ行かせようとした。上の娘は「女は読み書きソロバンできればいい」などど言い、短大の家政科へ行った。なに、彼女は単に勉強したくなかっただけだったのだ。だから、就職してから「お母さんが言ってたように大学、行っときゃよかった」と後悔した。

下の娘はせっかく頑張って大学、行ったのに、いじめに遭って中退。それから専門学校へ行ったけれど、関係のない仕事についた。

2人とも今はお母さんして、パートに行ってるけど、自分の受けた教育に不満があるようには見えない。

わたし自身の方がせっかく英文科出たのに、もっと英語に関わる仕事につきたかったと後悔している。

 

「親って欲張りな生き物で、子供の為にと言いながら、結局は親のエゴを押し付けてしまう。その点、今は楽よ。娘たちは遠くに住んで、孫の顔も年に1度くらいしか見られない。老後は夫婦2人で生きて、娘たちに面倒をかけないように計画している。人生に多くを求めないようにすれば、自分の持っているものが結構、沢山あるって気付くわ」

 

なーんて、先輩ぶってみても、息子程の歳の彼に敵わない気がした。 

お粗末様。