心療内科

結局、昨日、大雨の中、心療内科へ行った。(すご!「、」だらけだ)

大雨のせいかガランとしていた。

K先生はまだ受付時間で診療時間の前だったのに、診療室に入れて下さり、いつものやさしい笑顔で、怖い夢のせいでわたしに起こった不調の話を聞いて下さった。

7年前、認知症がひどくなり始めた母が四六時中、夜中でも電話を掛けてくるため、わたしが電話恐怖症みたいになって、かなり切羽詰まった精神状態にあった時に、先生がいろいろアドバイスをして下さった。その時からのお付き合いだ。

今でも導眠剤を出していただくために、2ヶ月に1度くらい通っている。

叔母と同じくらいだから80前で白髪のほっそりした方だ。

いつもわたしがその時どきの愚痴を言って、それを先生はにこにこしながら聞いてらして、時には先生が少し愚痴ったりもなさる。

わたしのカルテには、わたしの話したこと、わたしの両親、親戚、相方、子や孫の情報がぎっしり書き込まれている。

昨日はそこに「閉所恐怖症」という言葉と叔父が19才で昭和20年8月8日に戦死したことが新しく書き込まれた。

雨のせいで次の患者さんが来るまで半時間ばかり、おしゃべりをして「精神安定剤を念のために出しておくから。2,3年は持つから、不安になったりしたら飲みなさい。1日3錠までね」とおっしゃった。

「わたしは不安になったらここへ来ますから。でも、先生は水曜日だけだから、念のために頂いておきます」と処方箋をもらい、薬を買って帰った。

先生の顔見るだけでホッとする。

でも、先生もわたしの顔を見るとホッとなさっているような気がする。

たぶん、わたしは先生の「お気に」なんだろう。