わたしの夏休み
今週のお題を見てショックを受けたのはわたしだけではないだろう。
思えば遠くへ来たもんだ。
自分が子供だった時の夏休み、大人になってからの夏休み、子供が出来てからの夏休み、それぞれにいっぱい、思い出がある。
しかし、娘たちが結婚し、相方と二人だけになってから、夏休みらしい思い出はない。
どうしてだろう。理由の一つは子供たちが帰省するか、こちらが彼女たちの所を訪ねるかが夏休みの行事となり、他の所へ旅行することがなくなったことだ。
もう一つは大阪の、いや日本の夏が暑すぎてどこへ行くのも億劫なのだ。外出するのは基本、大好きだけど、この暑さにはかなわない。
大体、毎日休みでは夏休みも冬休みもない。
何という味気ない生活だ。あー、ショックー!
と思うでしょ。でもないのだ。金太郎飴みたいな生活でもわたしには極楽。
昔からアウトドア派ではなかったのが、ますますインドアになり、夏は冷房の効いた部屋で韻文、散文三昧。飽きたら相方を誘っておやつ食べながらの花札をし、夕方ともなれば冷たいビールが冷蔵庫で待機している。少々、電気代が高くなっても、旅行代ほどは絶対掛からない。
結構、素敵な夏休みだと思うんだけど。