勝気と負けん気

昨夜12時ごろ、わたしが寝ようかと思っていると相方が起きてきた。彼はソフトボールのない日は一日、ベッドにひっくり返ってテレビを見ながら、うつらうつらしている。だから朝は5時には起きているみたい。

ま、それで飲みながら、俳句の選がなかなかいただけないのが情けないという話になって「わたしって勝気なのかな」と聞いた。「負けん気が強いのと違うか」と相方。「え、勝気と負けん気は違うの」「違うな」

広辞苑を引いたら勝気は「人に負けまいとする気質」、負けん気は「負けまいとする気性」とあった。一緒じゃん。何が違うの。

「勝気は相手より上にいきたい、上手になりたいという気持ちや。負けん気は相手とイーブンでOKや。自分より力のある人に追い付きたい。それが追い越したいになったら勝気や」

びーっくり!理路整然とものを言う彼を始めて見た。

ソフトボールを49歳で始めて70歳で21年か。学んだのはウインドミルだけではなかったようだ。