北風と太陽
今週のお題「〇〇からの卒業」
今日はうっとうしい天気だ。
昨日まで数日、晴れた日々が続き、このリビングはお日様の光に満ち、暖かかった。
22度か3度あった。
今日は21度だ。
たった1、2度しか違わないのに、この足元から来る冷たさはどうだ。
お日様の光は熱だけではなく明るさをくれる。
薄暗い部屋でブログを書くのと、明るい部屋で書くのとは、心理的にも微妙な差があるように思える。
一番上の孫Rがこの春、中学を卒業し高校へ進学する。
小学校から中学、中学から高校、高校から就職か大学。大学から就職。
だいたい3、4回、若い人たちに人生の大きな転換期が訪れる。
長女は中学生のRのお尻を叩いて、塾にも通わせ「勉強、勉強」と言い続けた。
わたしが彼女にそうしたように。
そしてRも、その母である長女がかつてわたしに反抗したように、長女に反抗していた。
塾をさぼったり、ゲームばかりして、長女を怒らせていた。
滑り止めのまあまあの私立は受かっていたが、本命の公立はダメだった。
長女から「公立、ダメだった」のメールが入った時、わたしは次のように書いた。
「どんなことにもプラスとマイナスがあります。公立に行けなかったことにも。
彼自身の生き方で生きていけばいいと思います。
親にできるのは、お金を払うことと見守ることだけです」
彼女は「高校からはあまり口出ししないようにします」と返事してきたが、さてさて。
1つのステージを終え、次の新しいステージへ進もうとしている人たちへ、まわりはできるだけ明るく暖かであってほしい。
お日様のように。