関係あり、なし
昨日書いたキングプロテアのブログに、ブログ仲間のくーさんがコメントをくださった。「文字ばかりも味わいがあるけど、今回のなんかは写真も見たい。。アップはそんなに難しくないよ」
それに対してわたしは「正直、迷ってます。ブログって基本的には字と絵や写真、動画などで表現するものだと認識してはいます。確かに器械は苦手です。でも、それ以上に、字や文章、書くという行為にこだわりがあるようです。写真をアップしたほうが読んでくださる方々には親切なんでしょうが、そうするとわたしの中で何かがなくなってしまうような気がするのです」
それからずっと考えている。
写真だけでもアップする方法をネットで調べてみようか。
このまま、みなさんにはご不便をおかけするが、字ばかりのブログでいくか。
昨夜、ある5句出しの句会の選句のために28人分140句がシャッフルして送られてきた。わたしの5句も含まれている。
兼題は侘助(一重の品の良い椿の仲間)と寒灸(冬場にするお灸のこと)、他3句。
140句、どれも冬の世界をたった17文字にギュッと濃縮したものばかり。
間口は狭いけど奥行きのあるウナギの寝床みたいなのが俳句だ。
冬の花や鳥、雪山に冬の星座。これらは一応、写真に撮れる。
冬帝や極月、鎌鼬(かまいたち)、去年今年(こぞことし)、年果つる みたいな目に見えないもの、抽象的なものは写真では撮れない。
でも、俳句では表現できるんだ。
関係あるような、ないような。
もう少し、考えてみます。