雪
午前中に病院へ行ってきた。
ついでに乳がん検診も。
わたしの担当の先生も「順調によくなってます」とおっしゃったし、おっぱいのマンモグラフィーもエコーも異常なしで、わたしはうっほっほーなんだけど、一緒に行ってくれた相方が寒い寒いと言う。
彼はまたバスに乗って(新しい車のパールちゃんはまだ来ない)付き添いに行ってくれたが、病院には入らず、散歩したり博物館を見たり(65才からタダなんだ)して時間をつぶしていた。それで冷えちゃったみたい。
帰ってから寝室でテレビを見てたけど「やっぱり寒い」と言うので紅茶を入れておやつにした。
朝、バス停で久しぶりの風花を見たんだけど、バスに乗っている内に止んじゃった。
それがさっき、おやつをしてる15分くらいの間、濃いめのグレーの雲からけっこう雪が降った。で、止んだと思ったらまた降って、した。西の空は灰色の間に薄いオレンジ色。いずれ止んでしまうのだろうが、金剛山は稜線が隠れ、大阪の平野部もライトグレーの帽子を被ってる。
でも、マンションのベランダの手すりに雪は止まっては消え、止まっては消えして、積もることはない。
まだ季節外れのホタルのように宙を舞っている。
止んだら、また3日分の買い出しに行こう。
それまでは雪を眺めていよう。
次に大阪で雪を見るのは何年後になるか、分かんないんだから。