温暖化

今週のお題「怖い話」

 

わたしは精神的に弱い。

この夏の暑さに、身体は大丈夫なのだが、精神的にかなり追い詰められている。

今朝からみぞおちのあたりが、ぎゅーっとしている。

 

温暖化が進んで、極地の氷が溶け、海面がずんずん上昇したら、世界の大陸は、そして島国日本はどうなるのだろうか。

そんな先のこととお思いかもしれないが、今、CO2を削減しておかないと、温暖化に歯止めが掛からなくなる。その後は坂道を転がるように、地球上の陸地が海の下へ沈んでいく。

 

亡くなった友人のMさんは博士号を持つ科学者だった。

彼女が30年前から言い続けていたのだ。

フロンガスだけ取り締まったって何にもならない。CO2を出さないようにすることが不可欠なんだ。まずは自動車だ。ガソリン以外で走り、CO2を出さない車を一刻も早く実用化し、法的にガソリン車を取り締まっていかなければ、CO2の削減は出来ない と。

 

わたしは彼女のおかげで夏が怖くてしかたがない。

冷房で体調を管理せよと言われても、みんなが冷房をガンガンつけたら、今度はその排気熱で街はどんどん熱くなる らしい。

 

でも冷房なしだと熱中症だ。

 

新型コロナウイルスは世界中の医師や科学者が最優先事項として研究している。

いずれ対策が出来るようになるだろう。

しかし、温暖化はその間もじりじりと進んでいく。

子供たちから未来を奪ってはならない。

 

わたしが心配したって事態は1ミリもよくならない。

それより、わたしが元気に明るくしている方が、相方や周りの方々のためになる。

昼食を食べて、精神安定剤を飲むことにする。

 

おい、Mさん。

あなたのせいよ。怖がらせるだけ怖がらせて、さっさと逝っちゃうなんて。

ひどい人。