ブログと俳句
久しぶりにHonuへ行った。
何と、アシスタントの女性が1人、入っていた。
ほっそりした感じのいい人。
よかったな。これであの美容院の家賃に見合った数のお客さんをさばくことができるだろう。
仲田君にカットしてもらって、すっとした。この何ヶ月か、髪の毛が思うようにまとまらなかったのだ。前にコロナが怖くて彼の店に行けなかった時、切ってくれたよその美容室の人の腕云々ではなくて、感覚、センスが彼と違ったからだ。
って彼に言ったら「それだけじゃなくて、知識の量なんですよ」という。
「ずーっとカットさせてもらってるから、このあたりの髪はどっち向きに生えてるとか、密集の仕方とか、髪のくせを知ってるからですよ」
なーるほど。プロというのはお客さん自身も知らないことを知ってるんだ。
そして、その情報を活かして仕事をしているんだな。
いつもあそこへ行くと、息子くらいの歳の彼に教わることがいろいろある。
わたしはわたしの小さな世界のことしか、知らない。
ブログを書く方々にはそれぞれの世界がある。わたしのとは違う世界だ。
それを覗かせてもらうのは、わたしにとって楽しい勉強だ。
そしてその世界からブログを書いている人の人生が垣間見える。
俳句の世界には、自分で俳句を詠むことと、もう一つ、重要なことがある。
それは句会に出された他の人の句を読んで、よいと思う句を選び出すこと。
ブログも似ている。
自分で書くことだけではなく、ひとのブログを読んで、☆をつけたりするのが、勉強になるんじゃないかな。
好きなことの勉強は苦にならないね。