ご馳走

つくづく人というものは慣れるものだと思う。

 

1週間ほど前に、コロナウイルスで精神的にいっぱいいっぱいになって、心療内科へ相談に行った。でも、先生と話しただけで気がはれて、薬も飲まなかった。

出掛けるのは1日1回、晩ご飯のお買い物だけ。マスクをかけて行き、帰ったらアルコール消毒することは習慣になった。しかし、以前の生活とさほど変わりはない。

俳句もぼちぼち書いている。今月は第2水曜の吟行が中止となり、投句5句となった。それを身体の調子を崩された大先生の代わりに主宰が選句なさった。わたしは何と並選3句特選1句、いただいた。ヒャッホー!

 俳句の種を探しに少し離れた河原へ行こうと思っているのだが、今年は花粉症がきつい。室内にいても目がクシュクシュ、鼻はズルズルなのだ。

先月、近くのちょっといいお店へ行って以来、晩ご飯もずっと家で作って食べてる。もう、家の晩ご飯、飽きた。

前回、あのお店で食べた蕗の薹の天麩羅の句はホームグラウンドの句会で特選だった。

今日は久し振りにあのお店で旬のもののご馳走をいただこう。

そして、またいい俳句、作ろう。

 

しかし、二兎を追う者は一兎をも得ず。

ご馳走食べられるだけで幸せだ。