黄色い嘴

昨日、俳句のホームグラウンドの句会の後、いつものようにみんなでお茶を飲みに行った。仲間のお1人が「俳句は趣味なんだから、句会の前日になってから一生懸命考えて、5句出しなら5句だけ作ってくる」とおっしゃり「1日に何時間、俳句に使ってる?」と聞かれた。

わたしが「うーん、何時間かな。テーブルの横に俳句関係の物の入った箱、置いて、思い付いたらノートに書いたり歳時記調べたりできるようにしてる。一応、起きてる間はいつもアンテナは立てている」と言うと「そんなに俳句ばかり考えていてしんどくない?」「うん、好きなことだから、がんばって勉強してるって感じじゃない」と言うと呆れた顔されちゃった。

でも、いつも頼りにしてるHさんも、初めの何年かは日に5時間くらい、俳句に費やしてたって。

このごろ、ちょっと自分の方向性みたいのが見えてきた。成績も少しよくなった。

そうなると余計に面白くなって、こういう感じの句を作ってみようとか、例句に載っていない方向から詠んでみようとか、いろいろ自分で工夫して楽しんでいる。

でも、いつもこういう気持ちでいられるとは限らないんだよね。

成績が下がると、またすぐ、俳句やめたーい、しんどーい ってなっちゃう。

まあ、皆さん、そういう思いをして上手になってらしたんだろう。

まだ、2年と10ヶ月だ。

嘴は黄色い。