この2日間

まず、2日前の能楽のこと。

行って本当によかった。ビジター、つまり海外からの観光客へ能を紹介するのが目的の催しだったらしく、外国の方も沢山、見えていた。能の衣装や面、楽器、舞台などの説明が日本語と英語でされ、まるっきり初心者のわたしには最適だった。

今後、能を見にいく機会があれば、きっとこの知識が役に立つ。能自体は「羽衣」のさわりを5分ほど見ただけだったが、楽器や掛け声の奥深さに魅了された。

 

さて、昨日は5句出しで兼題2つの句会の日。後はテーブルの上の嘱目、昨日は千両、万両などの植物から独楽、手毬、福笑いなどのお正月の遊び道具、わたしの持って行った懸想文などで俳句を詠んだ。結果、先生の並選1つ、頂いただけ。でも互選が5つ、入った。わたしの句が少しづつあの句会のみなさんに受け入れてもらえるような句になってるのか、みなさんの方がわたしの句に慣れてこられたのか。ま、郵送の投句を入れて100句前後の句からたった5句しか選べないんだから、互選に入るのはすごいことなんだ。近頃、この句会で先生に選んでもらう成績が悪い。嘱目を見てその場で句を作るのが苦手なら、兼題で沢山詠んで、それを出せばいいと先生はアドバイスして下さった。しかし、目の前の素敵な嘱目を見ると、やっぱり詠みたくなる。成績が悪くても勉強になるから、嘱目で詠むのは続けたい。

 

と、ここまでがこの2日のわたしの行動。

わたしが一番気にしていたのは、よしろー君のこと。

前立腺のガンが見つかり、それはまだ初期だったのでそれほど心配じゃなかった。でも、彼は心臓に爆弾を抱えているので、先生も今のうちに取っておきましょうとおっしゃり、昨日の手術は万が一を考えて、AED付けた状態で、だったらしい。

今朝、奥さんのゆうさんにメールして様子を聞いた。手術は成功で、予定より早く病室に戻れたらしい。でも麻酔が効きすぎてなかなか目が覚めなかったらしい。でも、いまんとこ、大丈夫そう。ふー。

 

わたしが神さまに手を合わせるのは、ありがとうございました とお礼するためだけ。お願いはしない。でも、自分以外の人のためには、どうぞよろしくお願いしますと手を合わせてしまう。

神さま、大目に見て下さいね。