悪目立ち

明日は5カ月ぶりの句会がある。

お久しぶりに皆さんにお会いできるのが、とても楽しみ。

もちろん、マスクをかけて、出来るだけ隣との距離をあけて、ではあるが。

 

兼題は「鱧」と「髪洗ふ」。

一応、兼題の2句は準備した。後はテーブルの上に置かれている、嘱目という季語の植物や祭りのパンフレット、写真などを見て、3句、詠む。全部で5句出し。

 

わたしの句なんかには、ほとんど選が入らない。

下手なだけではなく、皆さんのような綺麗なたおやかな句を詠むことが出来ないのだ。

選が欲しくて、らしい句を作って出すこともあるが、そんな底の浅い句はいづれにせよ選洩れとなる。

わたしの句は、ごつごつして、ネオンのように目立つ。

品位に欠けているのかも知れない。

要するに、わたしらしいんだけど。

 

近ごろはどうせ選に洩れるのなら、自分らしい句でいこうと考えている。

ある意味、開き直りではあるが、とどのつまり、俳句も自己表現なのだから、誰かのまねをしたり、自分じゃない自分を演じても、偽物になっちゃう。

「うまく」自分らしさと句がピッタリ合ったら、きっと分かって下さる方も出てくるだろう。

 

この「うまく」がムズいんだけど。