考えてもどうしようもないこと
わたしって結構「ジキルとハイド」っぽい。
わたしの親も親戚も友達もお知り合いも、みんな、わたしを明るくて元気な人間だと思っている。
相方はわたしのことをよくしゃべる女で、明るい、少なくとも暗い人間ではない、と思っている、いや、いた。
さっきわたしの言ったことに「そんなこと、考えてたんか」と驚いていた。
わたし、毎日、頭から離れないことが、今は4つ、ある。
社会の近代化に伴って起こった異常気象としての温暖化、そして豪雨。地震。コロナ。
温暖化に対して、出来るだけ冷房を控えてきたつもりだったが、そんなもん、屁の突っ張りにもならないことがどんどん分かってきた。
今日の大阪は昨日に続き、大雨だ。映画の「ブレードランナー」の暗い世界を思い出す。ああいう未來となる可能性もある。
阪神淡路大震災は1995年だった。あのころ、もっともっと大きな地震が近畿を中心に35年以内に来るだろうと言われていた。明日にでも来ておかしくないんだ。
そして、コロナ。今日も又、新感染者数がうなぎ上りだ。まだ、2度目のワクチン接種、終えていない。外へ出るのが怖い。
わたしはエレベーターに一人で乗ると、万が一に備えて、ドアの際に立つ。
お風呂へ入っている時も、裸では怪我をしやすいだろうから、たたたと烏の行水を旨とする。
冷蔵庫が倒れてきたら、いかなるごついわたしの身体でも軽いけがではすむまい。だから、いつも冷蔵庫は意識している。
テレビのニュースを見ていると、わたしには怖いことばかりで、悪い方向にばかり想像してしまう。で、ご飯が喉につっかえ、不味くなる。だから、ご飯の時はニュースは見たくない。
ってなことを、40年以上前からわたしを知っている相方に話したら、驚いてた。
わたし、基本、マイナス思考で暗い人間なんだ。
でも、明るくて元気なのも偽りのわたしではない。
我ながらギャップの大きさに驚くけどね。
まあ、最近はちょっと賢くなった。
考えてもどうしようもないことは考えない。
できるだけ切り替える。
うん、そう。