まただ
この数日、体調は落ち着き、歯の痛みも薄らいでいる。
体調がましになると、気分もよく、プラス思考ができるようになる。
逆さまに身体のどこかに異常を感じると、たちまち平安は消え去り、元々のマイナス思考に戻ってしまうんだけど。
わたしの知人はわたしのことを概ね明るくて元気でおしゃべりな女だと思っている。
しかし、古くからの友人は根っこが暗いことを知っている。
自分自身は少なくとも明るーい女じゃないのはわかってるけど、大人の女としてにこやかでありたいと思う。
でもね、笑顔ってひとりの時はあまりならないよ。
お家に籠って、ほかの方とお会いすることも少ない。
せめて相方ひとりでも、わたしの顔を見てくれてるのなら笑顔でいる時間が増えると思う。
ところが彼は1日、寝室でひっくり返ってテレビ、野球以外はほとんど報道関係だ、を見てる。
ご飯の時もテレビのニュースを見てる。
話しかけると「黙ってくれ。聞いてる」と注意される。
コロナの感染者が増えたとか、どこかで人が殺されたとか、子供が虐待をうけてるとか、ご飯がまずくなる話題ばかり。
彼に1度「ご飯の時のテレビは止めて音楽でも掛けない?」って言ったんだけど、無視された。
ご飯の時くらい見なくったってどーってことないじゃん。
せめて向かい合って「美味しいね」と言いながら笑顔で食べたい。
これはそんなに難しい注文かしら。
その結果がこれ、への字口。
まただ。